航海の最中、舵を握る私たちは、いつもそんな問いを突きつけられているのかもしれません。
流されまいと逆らいながら 船は挑み 船は痛み
全ての水夫が恐れをなして逃げ去っても その船は漕いでゆけ
——TOKIO『宙船(そらふね)』より
メロディとサビの混合ですが、うちのブログと似たテーマを持つ歌です。
航海では、いろんな風が吹いてくるものです。
毎回、追い風を受けられればいいけれど、ときには向かい風にさらされることもあります。
そんなときは、力業でオールを漕いで進むしかない。
……せめて、踏みとどまらなければ——
そんな気持ちを、強く呼び起こしてくれた言葉です。
もしかしたら、無理に向かい風に挑まなくてもいいのかもしれない。
水夫仲間と相談して、行き先を変える選択肢もある。
それでも——
船の行き先を決めるのは、船長である“自分”。
どんな風の中でも、
最後は、自分の手でオールを握って漕ぎ出すしかない。
……流される方が正解のパターンもあるけどね(笑)
先が見えないからこそ、面白い。
Let words be the wind. And the Ark sail.
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