タバコを吸わない理由は矛盾から

物語が示す航路

「酒はいいけど、タバコはあかんぞ」
――SoulSmith『航路』より

とっても素敵な小学校の時代の先生のお言葉。
このセリフを私の目の前でタバコを吸いながらおっしゃってくれました。
今では考えられない話ですが…(笑)

「本人が吸いながら言ってるんだから、これは本気なんだろうな…」
と、子供ながらに強く心に刻み込まれ、今の今まで1本のタバコも吸った事がありません。

毛嫌いするつもりは毛頭なくて、横で吸って貰うのも大丈夫ですが、
自分が喫煙する事に興味が無いっていう感じです。
人の言葉は、行動と矛盾していても、不思議と心に刺さることがあるのが面白いですね。

また大学時代の先生から、「子供にタバコを吸わせない方法」というのもご教授頂きました。
その方法というのは…

「子供が3歳になるまでに目の前でタバコを吸って、死ぬほど苦しがる姿を見せる」

というモノでした(笑)
三つ子の魂百までといいますが、「なるほど」の納得しかありません。

先も述べたように嫌煙家ではないので、タバコを吸わないのが正義!とは言いません。
ですが、振り返ってみれば、この航路の中で「身体を悪くするかもしれないもの」を自然と避けられてきたのは、この先生のお陰なんですよね。

でもまあ…そのぶんの予算は全部お酒に流れていってるので、結局プラマイゼロです(涙)

誰の言葉でも、ふとした一言が人生の進路を変える――そんなことって、ありますよね。

Let words be the wind. And the Ark sail.

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