憧れを得て、渇きを覚える世界

憧れを得て、渇きを覚える世界

憧れ続けていた筈の 孤独と自由が首を絞める。
なんてこの世は果てしないのだろう。
―東京事変『生きる』より

ただいま、孤独と自由の真っただ中に居るSmithです(笑)
この言葉が頭の中をよぎっています。
前職場の人と話しをしてても「長期休養良いな」なんて言われながらも、心はどこか満たされず…。
変化が欲しいのだと心の底から感じています。
何もないと、やはり楽な方に流れてしまい、自分が進化・変化していないのが良くわかります。

この東京事変の一節から感じるのは、
「まだ持っていないもの」に手を伸ばしているうちは、それが希望に見えるということ。
けれど、それを手に入れてしまえば、今度は“次の渇き”が生まれる。
まさに、それこそが――この世の果てしなさ。
自由と孤独を手に入れた今、次に求めるのは「社交」と「束縛」なのかもしれません。
私自身、半分ほどその感覚に入り込み始めています(笑)

自由になった今、自分を演出する“理想の仮面”すら脱ぎ捨ててしまったようで。
中身の自分はただの空っぽだった。
やはり、理想を求めていたあの仮面こそが、「本当の自分」だったのかもしれない。
“なりたい自分”を演じることは、虚構ではなく進化の意思だったのです。

変化を受け止めるには、自分の弱さを直視し、
時には壊し、そして立て直す工程が必要になる。
その「破壊と再生」の中にこそ――進化の種が潜んでいる。
変化とはいつも厄介で、時に痛みを伴います。
しかし、自由に憧れ、孤独に浸り、それでも変化を求め、心がざわつくなら―
次のステージがすぐそこまで来ている証拠かもしれないですね。

私は他人との繋がりこそが成長に繋がると信じているので、
他人と話をするために知り合いの飲食店に出かけています。
そして、無駄に長居するという冷やかしをしています(笑)

貴殿はその場に留まるのか?
そこはぬるま湯ではないのか?
自由に甘え、孤独に慣れ――それでも、何かが足りないと感じていないか?

ならば問おう。
次に貴殿が手に入れたいものは、何だ?

我は仮初の温もりに甘んじながらも、思考の火は消さぬ。
また熱湯に飛び込む時が来るまで、な。

それにしても、たまに飲食店の店主に「働け」と笑われる。
それでも通ってしまうのだから、困ったものです。
でも、そんな小さな「つながり」が、次の渇きを潤してくれる気もしているのです(笑)

Let words be the wind. And the Ark sail.

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