”おはよう”から始めるReStart
挨拶は「私は貴方に心を開きますよ」という鍵
― SoulSmith『航海』より
何かの本で読んだ言葉ですが、出典を覚えてなくてすみません。
心に残ってる言葉として紹介させていただきます。
お昼ご飯中、何気なく見ていたニュースで「黒字リストラ」という文字が目に入りました。
「私もボンクラ社員だからなぁ…どうなるかな」なんて、ちょっと人ごとではない気持ちになりました。
でも、ふと思ったんです。
そういうときに転職を選ぶ人もいる。
私も過去に何度か転職してきたので、「新しい職場でまずやるべきこと」を一つだけ、お伝えできればと思います。
それは——元気な挨拶!
「なんだ、そんな当たり前のことか」と思うかもしれません。
でも、それができない人、案外多いんですよ。
職場が近くて毎日顔を合わせているのに、部署が違うだけで挨拶ひとつしない人がいます。「私には関係ない(プイッ)」とばかりに。
私はというと、部署が違っても、相手の仕事内容を知らなくても、顔を合わせれば「おはようございます」と声をかけます。
返してくれる人もいれば、スルーされることもあります。正直、それが普通だと思います。
でも、それでいいんです。
するのもしないのも相手の意思。私は挨拶したいという意思。
ただ、それがまだかみ合ってないだけなんです。
それでも毎日、挨拶を続けていると——少しずつ反応が変わってきました。
ある日、同じ部署の人とゲームの話をしながら帰っていると、毎日挨拶だけしていた他部署の方から
「◯◯のゲーム、やってるんですね!」と声をかけられました。
これは…ガッツポーズ案件です!
たかが挨拶、されど挨拶。
それだけで、別部署の人とでも歯車が“ガッチリ”かみ合う瞬間が生まれるんです。
もしかしたら、その一瞬で終わる関係かもしれません。
でも、それでいいんです。
翌日からその方との「おはようございます」は、1トーン高く明るくて、なんか嬉しかったです。
それが、めちゃくちゃ気持ちいい(笑)
もし今、転職を考えている方、あるいは転職を余儀なくされた方がいれば。
「元気な挨拶」から始めてみてください。
特に、今までちょっと恥ずかしくてできなかった方にこそ、人間関係がリセットされるこのタイミングで、おすすめしたいです。
「おっ?こいつ、できるな」
そんなふうに思ってもらうには、これほど簡単で、誰にでもできる“第一歩”って、他にないと思います。
たとえ私みたいなボンクラ社員になったとしても(笑)、挨拶をきっかけに、周りの人がちょっとだけ助けてくれたりします。
それって、すごくありがたいことですよね。
Let words be the wind. And the Ark sail.
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