変われる者だけが、生き残る。ダーウィンと私の進化論
最も強い者が生き残るのではない。
最も賢い者が生き残るのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である
―チャールズ・ダーウィン『進化論』より
科学がくれた“人生のヒント”
有名な自然学者の言葉ですが、私はこれを“生き方のヒント”として受け取っています。
変わりながら働いてきた、私のキャリア
私はいろんな仕事を経験してきました。
正直、手探りも多かったし、得意じゃない仕事もありました。
でも、どんな現場でも「この場で、どうやって動くべきか」を考えながら、自分なりに動いてきたつもりです。
接客では、名前も知らない人との信頼の築き方を学びました。
運送では、地図通りに行かない現場をどう処理するかを学びました。
製造では、手順を「ただ守る」じゃなく「理解して守る」ことの意味を知りました。
伝えるって、こんなにも難しい
振り返れば、どの仕事でも大事だったのは「人との関わり」でした。
でもそれが一番難しい。
自分の言葉が、相手には違う意味で届いてしまったり。
良かれと思った一言で、相手を悩ませてしまったり。
「伝えるって、難しいな」って、何度も思いました。
ある日、お客様からちょっとお小言を言われたパートさんが落ち込んでいたので、
私は「貴方は間違えた行動してないし、犬にかまれたと思ってさ(笑)」と、軽く励ますつもりで声をかけました。
でもその言葉が「突き放された」と感じさせてしまい、逆に悩ませてしまったことがありました。
失敗から人は“進化”する
でも、その失敗が、私を変えてくれた。
「相手にも、相手の受け取り方がある」って気付けたから。
それが、私にとっての“進化”でした。
言葉って、ぶつけるものじゃなくて、手渡すもの
ときに雑に投げちゃって、相手の顔に当たってしまうこともあるけれど(笑)
それでもやっぱり、言葉でしか繋がれない。
私の進化論と、これからの話
人類が進化してこれたのは、「伝える力」があったからじゃないでしょうか。
危険を伝える。知恵を共有する。心を届ける。
言葉と共に、人間は前に進んできた。
だからこそ、これからも、誰かと会話して、ぶつかって、悩んで、笑って——
そうしてまた、自分を変えていけばいい。
他人の思いを受け入れた分だけ、自分も変わっていける。
……なんか説教臭いな(笑)
でも、これが私の“進化論”です。
Let words be the wind. And the Ark sail.
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