体力の限界…
「左手の小指がぴりぴりする(笑)」
― SoulSmith『航路』より
アカハタ狙いで、ツレと二人、出羽島の地磯へ渡りました。
朝7時の便で島に着き、ゴロタ浜を歩いて裏の地磯まで約20〜30分。背負子にクーラー(氷+飲料+塩分補給食)を積んで歩きました。
到着する頃にはすでに汗だく。ペットボトル1本を飲み切っていました(笑)。
準備を済ませて釣り開始。しかし予想以上に渋い…。風も波もなく、潮も動いているのにアタリはほとんどなし。
時間だけが過ぎ、帰りの船が迫る中、ツレと相談して延長遊戯を決定。帰りを12時から15時に変更しました。
ついでにポテチとおにぎりで塩分・栄養補給。
延長後は少し風が入り、アタリも増えてきました。サイズは伸びないものの、釣りは楽しい展開に。
ところがここで異変――左手の小指がぴりぴり…。軽い熱中症の症状でした。
水分・塩分は意識して摂っていたのに、体は正直です。
ツレに心配されつつ岩陰で休憩。冷たい岩に体を預けて熱を逃がします。
少し回復したので釣りを再開。まだ症状は残っているけれど、竿を振る手は止まらない(笑)。
するとすぐに30アップのアカハタ!
しかし「キープしたら帰りの体力がもたない」と判断し、泣く泣くリリース。
不思議なことに、その後も35アップ、25アップと連発。すべてリリースです(笑)。
帰り道は飲み物も食料も尽きて、クーラーは空っぽ。
体力は限界で、数十メートル歩いては座り、休憩を繰り返しながらなんとか船の待合所へ。
涼しい風にあたり、ライフジャケットを脱いで休むと――
「今度は両手首までピリピリしてきた(笑)」。
皆さん、熱中症には本当にご注意を。アラートが出ている日に地磯で釣りなんてもってのほかです(笑)。
Let words be the wind. And the Ark sail.
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